雅に技あり
古い伝統文化に育まれた京焼は、都市文化の充溢した優麗典雅の風趣に富んでいます。茶・花・香界に請われて作られたお道具や装飾品が、日常生活にも潤いをもたらします。
京焼は、土にこだわらず土地に拘束されない不思議な陶磁世界です。市街地からは窯の煙が全く途絶え、仁清や乾山の窯跡からの発掘陶片などもごくわずか、東山一帯の古窯も確認できたものは少ないし、何だか夢のようでもあります。そこが京焼の京焼たる所以なのかもしれません。
京焼に日々を楽しんでくださるお客様がいらっしゃればこそ、連綿と陶工の仕事は生き続けます。
「琵琶形香合」
氏香遊びをしたいから・・・
お客様のご要望から生まれた造形美。繊細なフォルムは、手にした瞬間から源氏物語の世界へとあなたをいざなうことでしょう。
「おしどり香合」
野々村仁清作「色絵鴛鴦(おしどり)香合」はあまりにも有名です。
限りなく近づきたい、仁清に敬意と憧れを抱きつつ作陶しました。
「兜置物」
デザイン賞受賞作品。
端午の節句のお飾りにもうひとつ、季節を愛でる日本人だから、お玄関に飾りたい。
両の手に乗るほどの大きさです。
