割烹和食器とりどり-京焼清水焼
心に栄養をくれる和の器。
器合わせで食卓を彩ります。
先付けは、酒の肴の役割なので、まずは酒を一口呑んでからいただきます。料亭では、季節に因んだ趣向を先付に盛り込むことが多いです。お通し、突き出しともいいます。
◇写真:胡麻豆腐 器「白マット釉高杯(たかつき)」
向付とは、お膳の飯・汁碗の向こうに付けるとこらからの呼称で、器と料理の両方を表します。今日では会席料理のお造りも向付と呼ぶことが多いです。その形は千変万化で、懐石の器組の華となります。
◇写真:お造り-鯛・烏賊・甘海老 器「雲錦結び蓋向」
紅葉麩を白味噌仕立で小吸い物として饗するなど軽い汁物を出し、ご飯の前に吸い物として土瓶蒸などが出てくる場合もあります。左写真では、ふかひれスープを一人用に小鍋でお出しする献立にしてみました。
◇写真:器「黒釉寸胴小鍋・色縞レンゲ」
本来の八寸とは、お茶事の時に使う八寸角の白木の器です。普段使いはその変形で、三種・五種・七種と季節の酒肴を盛り合わせて使います。前八寸・前菜などと名を変えることもあります。写真は、まな板皿の上に5点の珍味入を使い器on器の八寸スタイル。
◇写真:器「織部角大皿、珍味入5種」
蓋茶碗の中で最も利用頻度が高いのは直径が3寸〜4寸前後のもので、煮物(炊合せ)のほか、蒸し物にも多用されます。材料をそれぞれ調理した後、器に盛り合わせるところから、炊いて合せる「炊合せ」と呼ばれます。
◇写真:器「瓔珞紋小蓋物」
シンプルな焼物・揚げ物は、料理を引き立てる器のデザインが重要になってきます。丸・角・ひし形・葉形など、使いやすさと面白さで様々な盛り付けを楽しむことが出来ます。利用範囲が広い皿は、一般家庭でも一番たくさん所持されていると思います。
◇写真:天麩羅盛合せ 器「青交趾6寸皿」
ご馳走の後、香の物といっしょに頂くご飯。ご飯が与えてくれるやすらぎは、日本人の本質だと思います。家庭では毎日使いますから、飽きのこない色、形、口当たりの良さは必須条件です。
◇写真:器「色十草飯茶碗・手桶鉢・刷毛目小皿・餅花赤絵醤油差し」